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肝臓がんをあきらめない肝臓がんで代替医療の効果はある?実際に行なった方の体験談緩和治療の肝臓がんへの効果とは

緩和治療の肝臓がんへの効果とは

末期癌を宣告された方の緩和治療について解説しています。実際に緩和治療を受けた方の体験談もご紹介します。

余命宣告された方のための、肝臓癌緩和治療とは

癌の緩和治療というと、どのようなものを想像されるでしょうか。ホスピスで、静かに最後を迎えるためのものをご想像される方が多いと思います。

しかし、本来の緩和治療は、癌による苦痛を和らげ、QOL(Quality of Life)を向上させ、癌と共存していくことです。身体・精神的な苦痛を取り除くことで、癌治療にチャレンジする力を取り戻すことが目的となります。

緩和治療と抗がん剤の併用

たとえば、緩和治療を受けながら抗がん剤を使うこともできます。

痛みや呼吸困難に苦しむ癌患者に、モルヒネを使って苦痛を和らげます。苦痛を和らげることで、新たな抗がん剤治療がはじめられるようになり、結果的に癌の縮小に成功した、という症例が実際にありました。

この緩和治療の効果については、マサチューセッツ総合病院での研究でも有意が認められています。抗がん剤治療のみを行うグループと緩和治療を行ったグループでは、3か月の有意な延命効果が認められました。

メンタルケア

また、癌は患者の心を蝕むこともあります。癌告知は本人にとって強いショックをもたらすもの。癌患者の3人に1人はうつ病や適応障害を起こすと言われており、癌患者のメンタルケアは欠かせないものと言えます。

たとえば、海外ではグループによるメンタルケアが行われています。同じ病気をもつ人が集まり、お互いの悩みを話し、聞くことで心の負担を軽くすることができます。

メンタルを整え、前向きな気持ちになることが治療には大切です。癌患者の、治療に対する精神状態による生存率の調査をしたところ、癌に対して積極的に闘う意志のある人が、絶望を感じている人のグループよりもはるかに生存率が高いことがわかりました。

緩和治療体験談

では、緩和治療ではどのようなことが行われているのでしょうか。肝臓癌の緩和治療の体験談をご紹介します。

体験談1:癌転移のため緩和治療へ

40代男性の画像

父のからだに肝臓癌が発見され、切除をしました。退院の日に肺への転移が発覚し、通院して点滴や放射線による治療を受けることになりました。しかし肺の癌は取りきれず、からだの弱った父には抗がん剤による治療もあまりできなかったのです。

そのため、県立がんセンターへ入院し、緩和ケアを受けることになりました。苦しい治療を避け、痛みや苦しみを和らげながら、わたしたち家族とのんびりした時間を過ごすことができました。

症状が悪化し、鎮痛剤を飲むようになってからは、父は寝ていることが多くなりました。耳は聴こえているそうなので、家族で話しかけながら、静かに大切な時間を過ごしました。最後は家族そろって見送ることができました。

体験談2:自宅での緩和ケア

40代女性の画像

亡くなる2か月前に、肝臓の半分ほどの癌が見つかった父。治療は難しいと宣告され、自宅で緩和ケアを受けることにしました。

ゆるやかに体調が悪くなるものの、痛みはありませんでした。最後の10日ほどで痛みに襲われるようになり、モルヒネで痛みを緩和する治療が始まりました。モルヒネがあれば、痛みを感じずに、ふつうの会話もできました。

最後の4~5日は痛みも強くなり、モルヒネも増やしたので、意識は朦朧としていたようです。最後の日はかなり苦しそうで、意識レベルを下げる処置をしてもらい、最後には眠るように息を引き取りました。

穏やかな最期のために

治療が難しいと宣告された段階で、癌と闘うのでなく、苦しまずに共存していくという選択肢もあります。最期の豊かな時間を、大切に過ごすための緩和治療。癌患者にとってのひとつの選択であることを覚えておく必要はあると思います。

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