肝臓がんを治したい・改善したい人のための情報サイト

その他の病気

糖尿病やバセドウ病、脂肪肝が肝臓がんを招くメカニズムについて調査しました。

肝臓がんの原因となるのは、肝炎ウイルスや飲酒習慣だけではありません。別の病気が肝臓がんを招くことがあります。
ここでは、肝臓がんの原因となりうる、糖尿病、脂肪肝、バセドウ病を取り上げています。

脂肪肝

現代の国民の悩みと言われるのが、メタボリックシンドローム。
メタボ体型の人の多くは、肝臓に過剰な脂肪がつく「脂肪肝」に陥っている可能性があります。

脂肪肝の人は、多くの場合栄養過多か、飲酒によって肝臓にダメージを与えています。
この肝臓へのダメージにより、肝細胞が死滅します。通常、肝細胞は再生が可能なのですが、死滅と再生を繰り返すうちに肝細胞が線維細胞へと置き換わってしまいます。

線維細胞で満たされ、肝臓が小さく硬くなった状態を、肝硬変と呼びます。
肝硬変はいずれ肝臓がんを引き起こすリスクが非常に大きいもの。
従って、脂肪肝は肝臓がんのリスクになりうるのです。

また近年は、肥満体型ではない人の中にも、脂肪肝が増加していると言われています。
摂取エネルギーが多すぎるため、肝臓に脂肪が蓄えられ、脂肪肝になってしまうのです。
内臓脂肪の増加が思い当たる人は、注意が必要です。

糖尿病

糖尿病は、肝臓がんのリスクを23倍に上昇させると言われています。

糖尿病は、肝機能の低下を引き起こします。
例えば暴飲暴食で過剰な糖を摂取すると、インシュリンが分泌され、過剰な糖は肝臓へと取り込まれていきます。
一時的に血糖値は下がりますが、その分糖が肝臓に蓄積し、徐々に脂肪肝になっていきます。この脂肪肝が肝臓がんリスクを高めるのです。

また糖尿病によるインスリン不足は「高インスリン血症を引き起こし、肝臓や膵臓の腫瘍細胞を刺激して、
がんへと進行するというリスクも指摘されています。

バセドウ病

バセドウ病の治療では、甲状腺機能の正常化のため「抗甲状腺薬」が使用されます。
この薬の副作用として、肝機能異常が発生することがあります。

ASTやALTといった、肝機能を示す数値に異常が出ることが多いのですが、
軽度の肝機能異常の場合は、そのまま投薬を続けます。

バセドウ病の治療のためには必要なリスクなのですが、
薬剤による肝機能の異常・低下が、肝臓がんリスクになる可能性は、否定できません。