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肝臓がんをあきらめない肝臓がんの原因B型肝炎

B型肝炎

肝臓がんの原因とされる肝臓の病気、B型肝炎に関する詳しい情報をまとめました。

肝臓がんの原因3:B型肝炎

肝炎の代表的な一種として知られる、B型肝炎。放置しておくと肝臓がんへと進行していく恐れがあり、進行を食い止める治療が必要となる病気です。

B型肝炎の原因は、B型肝炎ウイルスであるHBVの感染にあります。かつては集団予防接種や、注射針の使いまわしなどによって感染することが多かったようですが、現在リスクとなるのは新生児への母子感染だとされています。

感染経路

生まれたばかりの子どもは、免疫力がまだ未発達です。そのため、もし母親がB型肝炎ウイルスを持っているHBVキャリアの場合、すぐに肝炎ウイルスに感染してしまう可能性があります。

そのため、出産前に母親はB型肝炎の血液検査を受けます。もし陽性だった場合は、新生児が生まれてから2~3か月のあいだに3回の予防接種を行います。このような対策が取られているため、B型肝炎感染のリスクは小さくなっています。

集団予防接種の感染について

昭和63年1月27日までの間に、7歳になるまでに集団予防接種を受けた方は、B型肝炎のリスクがあります。注射器の連続使用により、肝炎ウイルスへの感染が認められたためです。

後述しますが、肝炎は自覚症状がなく、感染していてもそれに気づかないことが非常に多くあります。症状が潜伏していたり、症状が出ないまま炎症がおさまる「無症候性キャリア」の可能性もあるので、B型肝炎の検査は必ず受ける必要があります。特に無症候性キャリアであれば、免疫力が落ちた場合にウイルスを排除しきれず、慢性肝炎になる可能性もあります。

B型肝炎に対する差別について

B型肝炎は、海外での売春や、麻薬・覚せい剤の回し打ちによって感染することもあります。そのため、B型肝炎のキャリアに対して差別的な視線が向けられることが未だにあります。

しかし、日本人のB型肝炎患者は、ほとんどが集団予防接種か母子感染によるもの。差別は明らかに不当だと言えます。

症状

B型肝炎は、ほとんど自覚症状がありませんが、急激に症状が悪化した場合に、尿が黒くなったり疲労感だるさ食欲減退といった症状が見られます。

しかし自覚症状がないからといって放置していると、肝硬変肝臓がんへと進行してしまう可能性があります。

検査・治療

B型肝炎の検査は、おもにウイルス検査と肝機能検査の組み合わせによって行います。ウイルス検査が陽性で、肝機能が正常であれば、無症候性キャリアと診断されます。すぐに症状が出るわけではありませんが、定期的に検査を受ける必要があります。一方、ウイルス検査が陽性で肝機能に異常があれば、B型慢性肝炎と診断されます。

慢性B型肝炎と診断された場合、肝炎ウイルスの増殖を食い止め、炎症を抑えることで肝硬変や肝臓がんへの進行を食い止めることが治療の目標となります。

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