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肝臓がんの手術を受けた後の飲酒方法

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肝臓がんの手術を受けた後の飲酒について

このページでは、肝臓がんの手術を受けた人の飲酒について紹介しています。

私たちにとってがんは大変、身近な病気で、2016年には、約37万人の人が国内でがんを理由に死亡しています。その中でも肝臓がんは、疾患者数が多いがんとして有名です。

肝臓は、アルコールの成分を分解する働きがあるため、肝臓がんを患うと全く飲酒できなくなってしまうという風に考えてしまいがちですが、決してそうではありません。

このようなことを含め、肝臓と飲酒について見ていきましょう。

肝臓がん術後に飲酒できるか否か

先ほど、紹介しましたが、肝臓がんの手術を行った後でも、飲酒をすることは可能です。もちろん、好きなだけ飲んで良いというわけにはいきませんが、適量であれば、お酒を飲むことができます。手術後の肝機能がどれくらいなのかによって、お酒を飲める量や飲み始めることができる時期が変わってくるので、必ず担当の先生に確認してから飲酒を行うようにしましょう。

肝臓がん発症リスクを考慮しながら飲酒するには

アルコールを飲むと、少なからず肝臓に負担がかかってしまうのは事実。どれくらいの影響があるのかという研究を「世界がん研究基金」(WCRF)が行い、その結果が公表しています。研究の対象者は、約2万5千人のがん患者を含む、815万人の男女です。

その研究結果によると、1日に10グラム以上のアルコールを摂取すると、肝臓がんを発症するリスクが高くなり、更にアルコールの摂取量が10グラム増えるごとに4%ずつ発症のリスクが高まるということです。また、肝臓がんのリスクを減らす安全なアルコールの量として、男性は20グラム、女性は10グラムとしています。

アルコールの量で示しても少し分かりにくいかもしれないので、具体的にどれくらいなのか置き換えてみましょう。20グラムのアルコールは、ビールだと500ml入りのロング缶が1本、ワイン(アルコール度数12度)ならば200ml(グラス2杯)、日本酒で180ml(1合)となります。普段から晩酌を行っている人からすると、少なく感じてしまうかもしれませんが、これが肝臓がんのリスクが高まらない基準だということをしっかり認識しておきましょう。

肝臓がんと飲酒の関係性

なぜ飲酒をするとがんになりやすくなってしまうのでしょうか。アルコールを体内に入れると、体の中にあるアルコール脱水素酵素という物質によってアセトアルデヒドに分解されます。このアセトアルデヒドは更に肝臓の中で酢酸に分解され、最後は水と二酸化炭素となって体外に出ていきます。

現在の医学では、アセトアルデヒドに発がん性物質があるとされており、このアセトアルデヒドが長く体内に残ってしまうと発がんの危険性が高まります。アセトアルデヒドを分解する酵素の力は、人によって異なり、分解できる範囲を超えて飲酒してしまうとアセトアルデヒドがずっと体内に残ることになるので危険です。

まとめ

いかがだったでしょうか?肝臓がんの手術をした後でもアルコールを摂取することはできますが、その量や時期を誤ってしまうと体に大きな負担を与えてしまいます。担当の医師と相談して飲むようにしましょう。

肝臓がん術後の飲酒に関する体験談

告知後から飲酒はしてません

papa-cranさん(男性)

肝切除手術から無事に1年半が経ち

3ヶ月ごとの定期検査を受けてました

検査の結果は前回と同様でした

腫瘍マーカーが基準値より少し高め

白血球の数値も相変わらず低め

なぜだ?(笑)

白血球の数値が上がる食品を食べて

運動もしているのに上がりません!

ネットで調べてみると肝硬変だと

白血球の数値は低くなるとの事

そう言えば手術後に軽い肝硬変と

言われていました(泣)

肝硬変は進行を遅らせる薬はあるが

治すのは今の医学では無理との事

肝臓がん告知後から飲酒はしてません

食事も野菜中心にしています!

これからも肝臓を大事にする生活を

していこうと思います

引用元:手術後 一年半の検査 | 気ままな おとん日記

γG TPが高いので気になります

ゆいさん(女性)

今日は腹部エコーの超音波検査でした。

C Tは半年に1回になり、その代わり腹部エコーの検査が3ヶ月に1回になりました。

エコーは異常なしでした。

腫瘍マーカーも1.5でした。

(正常値8.5以下)

血液検査の結果AS T36(正常値9-35)

G P T34(正常値0-30)

少し高めでした。

γ-G TP60(正常値0-40)が高めでした。

お酒は全く飲んでないですけど、肝機能は癌になる前から基準値ぎりぎりでしたけどγG TPが高いので気になります。

来週の消化器内科で多分言われるかもしれないです。

薬はB型肝炎の薬テノゼットとアミノ酸のヘパアクトを飲んでいます。

ウルソは3ヶ月前に一定期間飲んでいましたが、肝臓の数値が高いので又飲むことになるかもしれないです。

来週の消化器内科で肝臓の方を詳しく調べてもらえるので今日はとりあえず一安心です

外科と消化内科の採血をしたので、しんどくなってきたので横になります。

25m l取りました。

献血では200m lなのでそれ程多くもなかったみたいですけど

引用元:超音波検査 | ゆいの肝臓がんブログ