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がん10年生存率は昨年調査よりやや上昇

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国立がん研究センターが、2018年も10年生存率の調査を実施。2001年から2004年にがんの診断を受けた、約5万7千人のデータを分析し、集計されました。2017年から始まったこの調査は今回で3回目。2001年から04年にがんと診断された人の10年生存率は、55.5%だったそうです。

部位別のデータによると、前立腺がん・乳がん・甲状腺がんなどの生存率は高く、肝臓がん・すい臓がん・胆のう胆道がんなどの生存率は低いという結果になりました。治療の進歩により、全体的に改善傾向ではありますが、肝臓がんやすい臓がんといったいわゆる難治がんの生存率は、依然として低いことがわかります。
(出典元:サイエンスポータル/https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2018/03/20180305_01.html)

記事の要約

  • がん10年生存率は昨年よりやや上昇
  • 肝臓がんの生存率は低い結果に

記事のポイント

「がん10年生存率は昨年調査よりやや上昇」の記事について、ポイントとなる部分を抜粋して紹介します。

がん10年生存率は昨年よりやや上昇

国立がん研究センターが実施した調査によると、2001年から04年にがんと診断された人の10年生存率は55.5%と発表されています。10年生存率の発表は、一昨年に初めて実施され、今回で3回目です。2016年は58%、2017年は58.5%でした。新たな抗がん剤や治療法が開発され、がん治療は部位別では差はあるものの、全体的に進歩しています。今後の10年生存率は上昇していくと言われています。

肝臓がんの生存率は低い結果に

一方、肝臓、胆のう胆道、膵臓といった、いわゆる肝胆膵がんは、依然完治に向けた治療が難しい状態のよう。膵臓(すいぞう)がん(5.0%)、肝臓がん(14.6%)、胆のう胆道がん(15.2%)など、低い結果となっています。今後は、すい臓がんや肝臓がんといった、難治がんの早期発見方法の開発が課題となるでしょう。

記事の総評

がん生存率は、がんと診断されてから一定期間経過したあとに生存している確率のこと。しかし、がんを発症する部位によっては生存率にかなりの差があり、肝臓がんやすい臓がんといった、いわゆる難治がんの生存率は圧倒的に低いです。完治に向けての治療は依然として難しい状況が続いています。