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ステージ1の肝臓がん

肝臓がんの初期段階・ステージ1における症状や治療法について解説しています。
治療が難しい肝臓がんですが、5年生存率と再発率はどのくらいなのかについても触れていきます。

【肝臓がん】ステージ1の症状と治療法

肝臓がんのステージは、進行度を示すT因子と、
リンパ節転移を示すN因子、ほかの臓器への転移の有無を示すM因子によって決められます。
ステージ1の条件は、以下のようになっています。

  • T因子のうち、全てがあてはまる(腫瘍個数が1つ、腫瘍径が2cm以下、脈管侵襲がない)
  • N因子は、あてはまらない(リンパ節への転移がない)
  • M因子は、あてはまらない(遠隔転移がない)

ステージ1の生存率

肝臓がんステージ1の場合、5年生存率は54.6%と言われています。
初期段階ではありますが、肝臓がんの治療はかなり難しく、ステージ1での発見でも約半数になります。

また5年間生存した患者の中には、引き続き治療中のケースも含まれています。

切除手術が可能だった場合は、5年生存率が70%と言われています。
なお肝炎ウイルスによる肝硬変から肝臓がんに進行した場合は、再発率が非常に高いようです。

ステージ1の治療法

ステージ1の段階では、切除手術、エタノール注入、ラジオ波焼灼といった局所療法が用いられます。
切除手術はがんをもっとも確実に取り除ける手術ですが、胆汁漏、肝不全といった後遺症への注意が必要です。
がんが小さければ、がん細胞にエタノールを注入して死滅させたり、電極をがん細胞に差して100℃の熱で死滅させる方法もあります。

治療後の補助療法は、今のところありません。治療後は、再発させないための努力が必要です。

初期の肝臓がん(ステージ1)に関する
注目記事をピックアップ

ここでは、ステージ1の肝臓がんの方に知っておいてほしい、医師や病院による解説・発表をまとめた記事を集めています。早期発見の重要性や初期に見られる症状、現在と昔の生存率の違いなど、ぜひ参考にしてください。

肝臓を知り早期発見

世田谷区保健センターが発行している健康情報誌「げんき人」に載っている記事で、肝臓のことを知って早期発見につなげようというものです。肝臓の新陳代謝の良さが裏目に出ていて、症状に気づきにくく、重症化を引き起こしていると述べています。そのうえで、世田谷区保健センターが行っているさまざまな検査方法を紹介しているのがポイントです。
(出典:世田谷区保健センター:
http://www.setagayaku-hokencenter.or.jp/genkijin_column/column006.html)

記事の要約

  • 肝臓がんは表面的な症状がでにくい
  • 定期健診により早期発見は可能
  • 肝炎の種類と原因の説明
  • 世田谷区保健センターが実施している検査方法

記事のポイント

我慢強さが裏目に出る

肝臓がんは、日本をはじめ東南アジアや東アジアに多い病気で、年々増加し続けています。10年ほど前は原因の8割が肝硬変でしたが、最近では肝炎ウイルスによって起こりやすいとされています。肝臓は新陳代謝が盛んなため、ダメージを受けても症状が出にくいのが特徴。黄疸のように表面的な症状が出るときには、症状がかなり重くなっていると考えていいでしょう。

早期発見することが大切

症状が出にくい肝臓ですが、定期健診を受けていると早期発見が可能です。 日本にいる肝臓がんを患っている方の多くが、何らかの慢性肝機能障害を患っていたことが確認されています。正常な肝臓を持つ方が、ある日突然肝臓がんにかかる可能性は非常に低く、ウイルス肝炎や肝硬変といった肝臓病を検診できちんとチェックしていれば、肝臓がんは見つけやすいのです。そのためにも、肝臓がんの最も大きな原因である肝炎を早期に発見することが重要になります。

肝炎の種類

肝炎のひとつである急性肝炎には、ウイルス肝炎・アルコール性肝炎・薬剤性肝炎の3つが挙げられます。ウイルス肝炎は、ウイルスによって引き起こされる肝炎で、急性肝炎の中で最も多いとされています。アルコール性肝炎は、お酒の飲み過ぎがきっかけになります。薬剤性肝炎は、薬の摂取が原因の肝炎です。他にも、慢性肝炎や肝硬変、脂肪肝などがあります。

世田谷区保健センターが行っている検査方法

世田谷区保健センターが行っている検査方法には、血液検査や腹部超音波検査、CT検査、MRI検査があります。これらの検査を受けることで、肝臓がんを見つけやすくなるでしょう。

記事の総評

肝臓がんは、早期発見が何よりも大切であることを啓蒙している記事です。早期発見のためには、肝臓がんかどうかを見極める前に、肝炎にかかっていないか調べることがカギ。ウイルス肝炎や肝硬変、脂肪肝などを調べる際は、血液検査でGOPやGPTという酵素の値を調べたり、腹部超音波検査で肝臓に異常がないか調べたりするといいでしょう。日本に住む肝臓がんにかかっている方の多くが、各種の慢性肝機能障害を発症していたと分かっています。

世田谷区保健センターとは

健康づくりの支援やがん検診、脳ドック、特定保健指導などを行なっている公益財団法人です。世田谷区の健康都市宣言を受け、施策の一環として建設されました。健康増進のための指導や疾病を早期発見し、予防するための検診・検査、健康相談などを行うのが目的です。常に優れた指導や実効性のあるサービスを提供して、世田谷区民の活動を支援することを経営理念にしています。

肝臓がんの初期症状

MEDLEYという医療情報サイトに掲載されているのが「肝臓がんの初期症状」の記事です。トピックとして、肝臓がんに初期症状はあるのか、この症状は肝臓がんに該当するのか、肝臓がんが進行するとどのような症状が出るのかなどが述べられています。医師のもとを訪れる前に、肝臓がんについて知りたい方向けの情報がまとめられていますよ。
(出典:MEDLEY:
https://medley.life/diseases/591ece2a3477166e008b4577/details/knowledge/symptoms/)

記事の要約

  • 肝機能が低下するとかゆみや黄疸が現れる
  • 肝臓がんが進行すると上腹部で痛みが出ることも
  • 肝転移の場合は薬物治療などが行われる
  • 肝臓がんが破裂する場合も

記事のポイント

肝機能が低下するとかゆみや黄疸が表れる

肝臓がんは、進行して重症化するまでは症状の出ることが少ないのが特徴です。肝臓がんが進行するとがん腫瘍が大きくなり、みぞおちや右の脇腹辺りが痛くなる可能性があります。何らかの症状が出たからといって、肝臓がんを疑うのは難しいといえます。肝臓がんと診断されている方は、症状が少し変化するだけでも気になるでしょう。肝臓の機能が低下して起こる症状に、かゆみや黄疸、腰痛などがあります。

肝臓がんが進行すると上腹部で痛みが出ることも

肝臓がんが進行して大きくなると、さまざまな症状が出ます。痛みや浮腫、腹水、食欲不振などです。肝臓は体の右側にある臓器のため、肝臓がんが大きくなると右の上腹部で痛みを自覚する場合があります。また、肝臓がんが大きくなることで機能の低下していた肝臓の働きがさらに落ちて、肝不全も発生。肝不全には浮腫や腹水、食欲不振などの症状があり、これらの症状にはがんが影響しています。

肝転移の場合は薬物治療などが行われる

脳転移による症状は転移がある部位で大きく異なり、頭痛や嘔吐、体の麻痺、痙攣(けいれん)ななどがあらわれます。 抗がん剤は、脳に転移している部位までは届かないため、効果はあまり期待できないでしょう。症状を和らげるために、薬物治療や放射線治療が行われます。

肝臓がんが破裂する場合も

肝臓がんは破裂する場合があります。肝臓がんは血管が多く、破裂するとお腹の中で大量出血を引き起こして命に危険が及ぶ可能性も。ただし、その可能性は少ないようです。「第19回 全国原発性肝癌追調査報告」によると、肝臓がんと診断されて腹腔内破裂を起こした方の割合は2.3%。肝臓がんによって死亡した方のうち、破裂が死因となった方は3.9%です。 肝臓がんが破裂したときの症状には、腹痛や 嘔吐、冷や汗、頻脈(ひんみゃく)、意識消失などがあります。

記事の総評

初期症状があまりあらわれることのないのが肝臓がんの特徴。症状から肝臓がんを見極めるのは難しいといえます。ただし、肝臓がんが進行して大きくなると、痛みや浮腫、腹水などの症状があらわれるようです。可能性は少ないですが、脳転移を起こすこともあります。

頭痛や嘔吐、体の麻痺などが症状として出るのがポイントです。破裂する場合もあり、お腹の中で大量出血を引き起こして命にかかわる場合があります。ただし、その可能性は少ないようです。

これが本当の「ガン10年生存率」だ

肝臓がんの5年生存率と10年生存率を年齢や性別で比較している記事です。この結果によると、肝臓がんは5年を過ぎたときに再び暴れ出して命を脅かすことがあるとされています。ただ、東京医科歯科大学特任教授の杉原医師によると、今後の治療技術の進歩によって10年後も生き延びる可能性は高いといえるようです。
(出典:JR東京総合病院:
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48385)

記事の要約

  • 肝臓がんの10年生存率は急落
  • 肝炎ウイルスを駆除できず再発するケースが多い
  • 肝臓がんの治療技術の進歩に期待

記事のポイント

肝臓がんの10年生存率は急落

1999~2002年に肝臓がんと診断されて治療を行った、約3万5000人の症例を集計。5年生存率と10年生存率で比較したところ、ステージ1の肝臓がんと診断された50代の男性では、5年生存率は62.0%でした。しかし、10年生存率では27・8%に急落しています。

肝炎ウイルスを駆除できず再発するケースが多い

肝臓がんの主な原因である肝炎ウイルスをすべて駆除できなかったことです。一度がんの治療を行っても再び肝臓が攻撃されてしまい、がんが再発するケースが多いと考えられています。

肝臓がんの治療技術の進歩に期待

東京医科歯科大学特任教授の杉原医師によると、このデータを集計したときから15年以上が経っていて、その間に肝臓がんの治療技術は格段に進んでいます。そのため、ここに示された数値だけで悲観する必要はないとのことです。10年間の追跡調査を行うには、10年前までに診断・治療を受けた方をたどるしかありません。現在、肝臓がんと診断された方や、これからがんが見つかる可能性のある方については、この10年生存率が示す割合よりも高い確率で病を克服でき、10年後も生き延びる可能性が高いといえます。

記事の総評

この記事では、1999~2002年に行われた肝臓がん患者約3万5000人の症例をもとに、5年生存率と10年生存率を算出しています。この2つの生存率を比べると、ステージ1の肝臓がんと診断された50代の男性の場合、5年生存率は62.0%。しかし、10年生存率では27・8%に急落していました。

急落した原因は、肝臓がんの主な背景となる肝炎ウイルスをすべて駆除できなかったこと。治療を行っても駆除できなかったウイルスによって再び肝臓が攻撃されてしまい、がんが再発すると考えられています。

ただし、このデータを集計してから15年以上が経っていて、その間に肝臓がんの治療技術は格段に進んでいるのがポイントです。日進月歩の治療技術により、高い確率で病を克服して生き延びる可能性は高いといえます。

肝臓がんの標準治療と補完代替医療について

肝臓は、体の中でも極めて重要な器官であることから、肝機能の状態によっては、切除できない場合があります。しかし、標準治療をはじめ、それを補完する代替療法の研究も進んでおり、治療の望みは以前より大きいと言えます。このサイトでは、肝臓がんに対するさまざまな各種標準治療のほか、標準治療を補完し、治療中や予後における生活の質(QOL)を高める効果が期待される代替医療について、詳しく解説しています。

代表的な標準治療

本サイトで紹介している主な標準治療は、以下の通りです。

  • 切除手術
  • 肝臓移植
  • 経皮的エタノール注入療法
  • 肝動脈塞栓療法 など

標準治療について、詳しい内容を知りたい方は以下を確認してください。

肝臓がんの標準治療について詳しく見る

代表的な補完代替医療

本サイトで紹介している主な代替医療は、以下の通りです。

  • 健康食品・サプリメント
  • 食事療法
  • 漢方
  • 免疫治療 など

代替医療について、効果や口コミ・評価を知りたい人は、以下を確認してください。

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