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ステージ4の肝臓がん

末期の肝臓がん・ステージ4。その症状や治療法をまとめているページです。

【肝臓がん】ステージ4の症状と治療法

肝臓がんの末期と言われる、ステージ4
かなり進行度が高く「治療が困難」と言われる肝臓がんのステージの中でも、最終段階に到達しています。

肝臓がんのステージは、がんの進行度合いを示すT因子、リンパ節転移の有無を示すN因子、
遠隔転移の有無を示すM因子によって定義されます。
以下の条件のうち、ひとつでもあてはまればステージ4と診断されます。

  • T因子が、1つもあてはまらない(腫瘍個数が1つ、腫瘍径が2cm以下、脈管侵襲がない)。
  • N因子は、あてはまる(リンパ節への転移がある)。
  • M因子は、あてはまる(遠隔転移がある)。

N因子についてはステージ3の条件にもなりますので、肝機能の状態などの状態をみて診断されます。

ステージ4の生存率

ステージ4の余命をはっきりと定めることはできないのですが、それに近いものとして5年生存率が確認されます。
その数値はわずか9.4%と言われます。治療はかなり難しい状態で、思うように効果が上がらないというケースもあります。

なおこの段階では腹水、黄疸、みぞおちのしこり、背中や腰の痛み、体重減少、貧血といった症状が現れます。
遠隔転移がある場合、吐血、胸水、呼吸困難などの苦痛が伴い、意識障害や抑うつ、昏睡といった神経障害もみられます。

ステージ4の治療法

ステージ4まで進行した肝臓がんの場合、遠隔転移の有無によって治療法が選択されます。
遠隔転移がなければ、がん細胞への栄養を遮断する肝動脈塞栓術を用います。これは、肝動脈にゼラチンスポンジを詰め、がん細胞の生存に必要な栄養が届かないようにする治療法です。

一方、遠隔転移がある場合は、全身化学療法が用いられます。抗がん剤は肝臓がんにはほとんど効果がないとされてきましたが、近年は医療技術の進歩により、肝臓がんを的確に攻撃できる方法も確立されつつあります。

また骨転移の疼痛の緩和や、脳転移の治療のために放射線治療を行うことがあります。いずれにせよ、患者の身体には大きな負担がかかることとなりますので、闘病生活においては、健康食品や漢方といった「補完代替医療」の採用を検討するべきかもしれません。

【肝臓がん】ステージ4に関する注目記事をピックアップ

肝臓がんステージ4は最も進行した状態のため、治療も難しいものとなります。しかし、深刻な状況だからこそ、がんについて正しい知識を知り、一日一日を前向きに生きることが大切です。肝臓がんステージ4の症状や、治療法を紹介している記事についてまとめました。

肝臓癌ステージ4とは

肝臓がんステージ4は、末期の肝臓がんといわれています。もし、自身や家族が肝臓がんステージ4という診断を受けた場合、症状や進行状況、余命について知っておく必要があるでしょう。ステージ4の段階ついて、詳しく解説しているキュア癒し系ブログの記事をまとめました
(解説:矢崎智子先生/出典元:キュアの癒し系ブログ/http://www.atanaha-clinic.com/blog/?p=251)

記事の要約

  • 自覚症状が現れたころにはすでにがんが進行している
  • ステージ4の5年生存率は9.4%
  • 肝臓がんの転移の有無で変わる治療法

記事のポイント

肝臓がんステージ4とは

肝臓がんの進行度は4つのステージに分かれ、「がんの直径2cmを超える大きさ」「がんが2個以上ある」「がんが血管の中に入り込んでいる」といった条件がそろった場合、ステージ4と診断されます。そのほか、肝機能の状態や腹水の有無をみてから、総合的にステージを決定します。

肝臓がんは自覚症状が現れにくいのが特徴で、症状に気づいたら、すでにがんが進行していたという場合がほとんどです。がんが進行すると、黄疸や腹水などの症状がみられるようになります。ステージ4で症状が現れるケースもあり、その場合、全身からの出血や大量吐血ということあります。

肝臓がんステージ4の生存率と余命

がんの治療を評価する5年生存率という言葉があります。がんの治療後、5年後どれだけ存命しているかの割合を指しますが、肝臓がんステージ4では、5年生存率がわずか9.4%。抗がん剤の効果も期待しづらい状況です。 しかし、末期がんだからといって、余命が明確に決まるわけではありません。 肝臓がんステージ4の診断を受けたとしても、あきらめてしまうのは早計で、免疫力を向上することによって余命を延ばすことは可能です。

肝臓がんステージ4の一般的な治療法

遠隔転移の有無で治療法が異なります。 肝臓だけにとどまっている場合、肝動脈塞栓術による治療法が行われます。 どのような治療法かというと、肝動脈にゼラチンスポンジを注入して塞ぐとともに抗癌剤を投入し、癌細胞を壊死(えし)に追い込む治療法です。 数回に分けて行う治療法のため、肝機能が低下した場合、肝動脈塞栓術を行うことができません。

遠隔転移がある場合は、放射線による全身化学療法が行われます。 肝臓は放射線治療に弱い臓器のため、治療を続けると肝機能が低下されるといわれていましたが、放射線治療機器の進歩により、肝臓のダメージを抑えることに成功しています。

記事の総評

沈黙の臓器といわれ、自覚症状が現れてからだと、症状がすでに進行しており、ステージ4である可能性も高い肝臓がん。 治療法も困難で、5年生存率も厳しい数字であることから、余命について考えることも多いでしょう。 自身だけではなく、家族にもつらいものとなります。 しかし、医療の進歩により、体への負担を抑えながらの治療が可能となりました。治療法や進行について知り、最後まで希望を捨てず病気に向き合うことが大切です。

記事を執筆・解説した先生

矢崎智子先生(アタナハクリニック院長)

「自然療法」と「直感医療」の第一人者で、機能性医療の専門家。 平成17年に開設した「クリニックハイジーア」にて、重金属のキレーション療法や東洋医学(漢方・鍼灸)、分子整合栄養医学(サプリメント療法)などに食事療法、腸内環境改善による難病治療に従事。 現在は「クリニックハイジーア」を退任し、平成24年よりアタナハクリニックを開設し、医療とヒーリングの統合を目指した医療を行っている。

肝臓がんの末期・ステージIV:末期の症状や過ごし方について

ステージ4は、肝臓がんが最も進行した段階です。肝機能が低下し、がんが身体全体に転移した状態となることで、体が思うように動かないため、心と身体に大きな悪影響を及ぼします。

この状態になると治療方法もがんを取り除くというより、痛みや症状を緩和する治療が重要となります。ここでは治療のポイントを抜粋して紹介します。
(出典元:MEDLEY:https://medley.life/diseases/591ece2a3477166e008b4577/details/knowledge/end-stage/)

記事の要約

  • 症状を抑える治療が主流。鎮痛剤の使用も
  • モルヒネの使用は副作用に留意して行なわれる
  • 食事、特に水分補給に工夫が必要

記事のポイント

症状を抑える治療が主流。鎮痛剤の使用も

肝機能が低下してしまうと、回復させるのは容易ではありません。できるだけ低下させないように、肝庇護剤(かんひござい)という薬を使った治療を行うこともあります。

また、肝機能が低下すると、腹腔内に水分がたまる腹水が症状として現れるため、利尿剤を使うことや、直接お腹に針をさして腹水を抜くという処置も行われます。

がんが大きくなることで、肝臓表面にある被膜という膜が引き伸ばされて痛みが発生するので、鎮痛剤を用いて症状を緩和します。進行が進むと積極的な治療方法をとることが難しくなり、症状を抑える治療が主流となります。

モルヒネの使用は副作用に留意して行なわれる

治療中の痛みは、モルヒネといったオピオイド鎮痛薬を使い、痛みを抑えることがあります。しかし、現状どのようにモルヒネを使用するのかという統一した見解がありません。副作用による意識障害が起きやすくなることから、治療に使うべきではないという意見もあります。

そのため、肝臓の状態とモルヒネの副作用の両方を考慮しながら治療が行われるのです。他の鎮痛剤として、モルヒネに似たオピオイド鎮痛薬(オキシコドン、フェンタニル)があります。

食事、特に水分補給に工夫が必要

肝臓がんステージ4は、肝機能が落ちている状態かつ、栄養ががんに奪われている状態です。食事はがんで失われた体力を補うのが1つの目的。また、つらい症状を和らげることもできます。

栄養バランスを考えることは重要ですが、一方で腹水や足の浮腫といった症状を緩和するために、水分や塩分を控えることも大切です。水分を補給する方法としては、飲水による摂取のほか、うがいやスポンジを使用する必要もあります。

記事の総評

肝臓がんが進行すると、肝臓の機能の低下により手術による治療が難しく、抗がん剤の効果も期待できません。食欲不振や体のむくみもひどくなり、腹水や黄疸といった症状も出てくるため、介護も必要となってきます。

そのため、緩和医療での症状を和らげることが重要です。体調面だけではなく、心理面にも影響があり、気持ちの落ち込みも激しくなることから心理面のケアも必要です。不安を取り除ける環境作りを心がけていきましょう。

がんの療養と緩和ケア

緩和ケアとは、重い病気をもつ患者や、その家族の身体と心のつらさを和らげて支えていくケアとされています。がんと診断されたときや、治療に取り組んでいるときも、再発がわかったときは心身に大きなストレスを感じるものです。緩和ケアでは、そのストレスを改善するために適切な治療・処置を行い、クオリティー・オブ・ライフの改善をアプローチします。
(出典元:国立がん研究センター:https://ganjoho.jp/public/support/relaxation/palliative_care.html)

記事の要約

  • がんと診断されたときからスタートすることもある緩和ケア
  • 緩和ケアは、がんの進行に関わらずうけられる
  • がんの痛みを和らげる

記事のポイント

がんと診断されたときからスタートすることもある緩和ケア

緩和ケアは「がんが進行した状態で受けるもの」という誤解から、がんと診断された段階は、まだ緩和ケアを受ける時期ではないと思われがちです。 緩和ケアは、がんが悪化したときではなく、がんと診断されてから、治療と並行して状況に合わせて行なわれます。

がんと診断されると、心のつらさ、治療による食欲不振や吐き気などの副作用から、自分らしい生活を送ることが難しくなります。 緩和ケアは医学的な側面だけではなく、患者のメンタルケアや家族のサポートなど、幅広いアプローチを行うことで、患者の自分らしさを守り、生活の質(QOL)を維持できるのです。

緩和ケアは、がんの進行に関わらずうけられる

緩和ケアは、がんの進行や状況にかかわらずうけることが可能です。 専門的な緩和ケアを受けるには2つの方法があります。緩和ケア病棟へ入院する方法か、緩和ケアチームによる診療です。 他には、がん診療連携拠点病院の指定を受けた医療機関は、緩和ケアの機能を持っています。外来診療や在宅療養も対応可能です。 緩和ケアを希望する場合は、担当医や看護師、がん相談支援センターへ相談してください。

がんの痛みを和らげる

がんの痛みのほとんどは、鎮痛剤の適切な使用で抑えることができます。必要な鎮痛剤の量は、痛みの強さや原因など個人によってさまざま。 軽い痛みのうちに治療をはじめることで、短期間で痛みを緩和できるので、我慢する必要はありません。

痛みを我慢すると、不眠や食欲不振など心身に大きな影響を及ぼします。我慢するのではなく痛みの状況を把握し、医師と共有するようにしましょう。 生活に影響が出ないように医師へ早いうちに相談して治療を受けることが大切です。

記事の総評

がんの療養中は、痛みや食欲不振、だるさなどの体調不良や、気分の落ち込みによる心の問題が日常生活を妨げるもの。進行が進むとより顕著になります。

「治療には痛みが伴うものだか仕方ない」「治療のつらさは一人で抱え込まないといけない」と思い込んではいけません。 がんを治すということは重要ですが、がんのつらさについても目を向ける必要があります。

緩和ケアに対しての理解を進めることで、治療と共に積極的に取り入れ、療養生活の質をより良いものにしていくことができます。

記事を執筆・解説した病院

国立がん研究センター

がん情報サービスは、国立がん研究センターが運営するサイトです。最新のがんに関する情報を提供し、患者やその家族をはじめ、医療関係者へわかりやすく紹介して、適切かつ効果的に活用できることを目指しています。運営元の国立がん研究センターとは旧厚生省により創設された日本のがん治療・研究をけん引する施設です。「がんにならない、がんに負けない、がんと生きる社会」を目指し、全国民に最適ながん治療を提供すること理念にしています。

肝臓がんの標準治療と補完代替医療について

がんが転移し、原則的に切除手術が選択されないステージ4においては、「肝動脈塞栓療法」や抗がん剤による「化学療法」などが選択されることになります。本サイトでは、ステージ4で選択される可能性のある標準治療を解説していますので、参考にしてください。

またステージ4では、合わせて標準治療を補完し、副作用軽減をはじめ、治療中や予後における生活の質(QOL)を高める効果が期待される代替医療も検討されることでしょう。このサイトでは、各種芳標準治療や代替医療について、詳しく解説していますので参考にしてください。

代表的な標準治療

本サイトで紹介している主な標準治療は、以下の通りです。

  • 肝動脈塞栓療法
  • 抗がん剤治療
  • 放射線治療 など

標準治療について、詳しい内容を知りたい方は以下を確認してください。

肝臓がんの標準治療について詳しく見る

代表的な補完代替医療

本サイトで紹介している主な代替医療は、以下の通りです。

  • 健康食品・サプリメント
  • 食事療法
  • 漢方
  • 免疫治療 など

代替医療について、効果や口コミ・評価を知りたい人は、以下を確認してください。

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