マッサージや温泉、鍼灸などの代替医療の、肝臓がんに対する効果を調べています。
代替医療の代表例ではないものの、マッサージや鍼灸、温泉などといった方法も検討に値します。
これらが直接肝臓がんに作用するわけではありませんが、がん進行の阻害や、痛みの緩和に役立つことはがあります。
手軽にできるのがマッサージ。オイルマッサージはその代表例です。
マッサージがもたらすリラックス効果で、患者の痛みや抑うつを軽減させることができるでしょう。
なお一部に「マッサージすることでがんの転移が起きやすくなる」という意見があるそうです。
手技により改善された血流が、がん細胞の転移を促進させるというのです。
しかし、マッサージ程度で転移が起こるとすれば、日常動作だけで全身に転移が起きてしまうことになります。
根も葉もない流言は気にせず、患者にリラクゼーションを提供してあげてください。
がん患者には一定の割合で抑うつ状態になることが知られており、精神状態のケアはとても大切です。
専門カウンセラーに依頼する、同じ境遇の患者と語り合う機会を設けるなど、効果的な方法を検討し、提供してあげましょう。
鍼灸にもマッサージに近い効果があります。
痛みや息切れだけでなく、吐き気などを軽減させという報告もあるほどで、
がん患者が日常的に遭遇している苦痛を、和らげることができそうです。
科学的な根拠はありませんが、鍼灸を標準治療と併用することで、免疫機能の強化が高まるという意見もあるそうですよ。
★鍼灸でがんを治療した体験談
肝臓に3つのがんがあり、乳腺や咽頭にもがんが転移して、抗がん剤治療をはじめました。
ところがすぐに副作用が現れ、手が動かなくなり、治療を中止せざるを得ませんでした。
友人の紹介で出会った鍼灸師の先生に、肝臓がんのツボへ鍼を打っていただきました。
また高ミネラル水を毎日1.5リットル、メシマコブも毎日飲み続けていたところ、肝臓の3つのがんが消えていきました。
検査の数値もまったく正常なものになり、医師たちも不思議そうにしていました。
日本ならではのがん治療法が、温泉による湯治です。
例えば、秋田県の玉川温泉。強い酸性の湯に入ることで肌が炎症を起こし、それによって白血球が増え、
がんと闘う免疫細胞が増えると言われています。
しかも自然放射線ラドンが出ており、これががん細胞を殺すとも言われています。
ほかにも、ラドン含有量世界一と言われる増富温泉や、
付近住民のがん死亡率が全国平均の半分という三朝温泉なども、がん湯治に人気があります。
患者に体力があるようなら、ぜひ湯治を検討してあげましょう。
本のがんの医療現場における補完代替医療の利用実態調査(2005年発表)によると、がん患者が利用している補完代替医療の中でも、圧倒的に多いのが「健康食品」の使用であり、実に96%以上を占めています。 期待される効果としては、免疫力を向上・調整して、免疫システムをサポートすることや、抗がん剤治療などの化学療法や、放射線治療における副作用を軽減すること、治療中・予後の生活の質(QOL、クオリティ・オブ・ライフ)を高めることなどが挙げられます。
一方で、数ある健康食品・サプリメントの中には、信頼できる裏付け(エビデンス・データや、臨床報告など)に乏しいものもあるのが現状。このサイトでは、がんに対する免疫向上・調整機能などが、さまざまな試験や報告で裏付けされている日本発の特許成分「米ぬか多糖体」を、注目成分として特集しています。
【米ぬか多糖体とは】
玄米の米ぬかの中に含まれる多糖体。免疫力を高めるNK細胞を活性化させ、がんに負けない体力を養うために役立つ。
またがん患者を対象にした実験の結果、がん細胞の抑制や、再発予防についても、高いエビデンスが導き出されている。
「米ぬか多糖体」の主なエビデンス・データや臨床試験の結果は、以下のページにまとめていますので、参考にしてください。
【注目特集】研究が進む日本発の特許成分