肝臓がんの合併症である、肝性脳症について調べているページです。
肝性脳症は、肝臓の機能低下によって起こる合併症です。その名の通り、脳に悪影響が現れており、意識障害などをもたらします。
肝性脳症の症状は、5つの段階に分けられています。
特に分かりやすいのが、2段階目にある「腕を伸ばした時の震え」です。
腕を水平に伸ばした状態でキープすることができず、バタバタと動かしてしまうのです。
このように、肝炎脳症は症状からの診断が可能です。
また一見気づきにくい初期段階においても、脳波検査で進行を測ることはできます。
異常に遅い脳波が検測されたら、注意信号なのだそうです。
また高齢の肝臓がん患者に肝炎脳症が現れると、誤って「認知症」と診断されてしまうことがあるので、やはり注意が必要です。
肝性脳症が起こるのは、肝機能の低下によって毒物の除去が進まないことによります。
肝臓で血液中の毒物を除去しきれないので、毒物が体中をめぐり、脳にまで毒物が回って、脳の機能を低下させてしまうのです。
どの物質が影響するのかは明らかになっていませんが、アンモニアなどが原因と目されています。
慢性肝炎など、長期に渡るダメージが蓄積している肝臓に、過度の飲酒などで負担をかけると、
肝性脳症が発症することがあるというのだから、怖いですね。
肝臓の治療に加え、食事制限などで毒物の摂取を制限することが行われます。特に植物性のタンパク質を摂ることで、
アンモニアの吸収量を減らしていきます。
肝臓がん患者の場合は、脳症が発症しやすいので、周囲は常にリスクを認識しておく必要がありそうです。
肝性脳症のような合併症があらわれるケースは、すでに肝臓の状態が悪く、がんが進行している状況であると考えられます。しかし、標準治療をはじめ、それを補完する代替療法の研究も進んでおり、治療の望みは以前より大きいと言えるでしょう。このサイトでは、肝臓がんに対するさまざまな各種標準治療のほか、標準治療を補完し、治療中や予後における生活の質(QOL)を高める効果が期待される代替医療について、詳しく解説しています。
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manajiijiさん
平成2年にC型肝炎(当時は非A非B型肝炎)と診断され
平成7年にインターフェロン治療。
一旦ウイルスは消えたが
すぐにウイルスが増えていった。
平成10年に肝硬変と診断される。
平成14年食道静脈瘤が破裂し入院。
その直後に肝癌が見つかりアンギオ治療。
一旦退院するが再度食道静脈瘤破裂。
入院。
退院。
この年3回目の食道静脈瘤破裂。
入院。
結局この平成14年は合計8か月の入院。
平成19年肝癌発見。
アンギオ治療。
平成21年肝癌再発。
アンギオ治療。
平成22年肝癌再発。
初めてラジオ波での治療。
平成23年肝癌再発。
5cmになってたのでアンギオ治療。
平成24年肝不全、肝性脳症入院。
現在退院。
自宅で療養中。
こんな男ですが頑張って生きています。
きみさん(女性)
主治医の話では今のところ意識の状態は良く、
あと1~2週間はいいだろう、
但し肝性脳症も出ているので、この先は緩やかにだけど
確実に意識の状態は悪くなっていき、
何かイベントがあれば急激に悪くなり、
それきりになるから、知らせるべき人には知らせて、
会ってもらったほうがいいとのこと。
先週家へ会いにきてくれた叔父にメールすることにした。
昼食は「食べてみる」というので、
電動ベッドをおこして、それぞれのお皿から2、3口ぐらい。
夕食もベッドに寄りかかったままで、半分弱くらい。
その後に大きな方をするために車椅子で部屋のトイレへ。
誰も浣腸するなんて言ってないのに、
ベッドの上で四つん這いになって
「このまま浣腸を待ってればいいのか」とか、
ちょっとおかしなことは言うけど、ずいぶん会話が出来るようになり
私は家に帰ることに。
20時半。
病室を出る時に
「気をつけて」と言ってくれた。
わかさん(女性)
Tおじと母、私まさとで内科の先生の説明を聞いた。
肝性脳症と、内臓あれてる。
特に胃が真っ黒。
⇦これって何?何で?胃がん?
だったら言われるよね。
肝臓の検査は、今はまたできず落ち着いてから。
と。
でも血の値をみるとかなり肝臓わるい。
血小板は、低いながらもまだよいと。
一日たっても脳症治らず心配。
引用元:HCU2日目 | ぐるぐる中
山中山さん(男性)
父親はベッドに寝かされ、しばらく放置された。
日曜日だから人手が足りないのか、仕方が無い。
しかし、僕は気が気でない。
父親は、すぐ起き上がり、ベッドの上に立つ。
そしてイライラした様子になり、地団駄を踏む。
危ないから座ってと促すが、頭を搔き毟り、落ち着きがなくなる。
そうすると、看護師さんが来てくれて、父親を寝かした。
そして、点滴を父親の腕に刺す。
看護師さんに聞いた。
これは肝性脳症という肝臓の疾患がある場合にでる症状らしい。
簡単に説明すると、肝臓の機能が弱り、アンモニアのような毒素を解毒できないことにより、起こるらしい。
父親の場合は、門脈のカーブした部分に血栓ができて、流れが悪くなり、肝臓までしっかり流れず、アンモニアの血中濃度が上がって、おかしくなったとのこと。
アンモニアの濃度を薄めれば、またいつものように戻るらしい。
戻すためにアミノレバンという点滴を打つ。
その日に戻ったわけではないが、次の日に見舞いに行ったら、ほぼ元に戻っていた。
日曜日で専門外の医者だったのかもしれないが、市立病院の医者にはガッカリした。
肝臓の手術後に、認知症のような症状が出たら、まず肝性脳症を疑うのが、当たり前らしい。
市立病院から出して、本当に良かったと、しみじみ思った。
引用元:肝性脳症 | 俺と親父と肝臓ガン
山中山さん(男性)
昨日の病院から家までの帰宅で、父親はぐーたら過ごした。
肝臓がん除去手術からすぐに、肝性脳症での入院と、60日前後も病院にいた。
その間、体力、筋力共に落ちていた。
足もほっそりして、すね毛がなければ、小奇麗なおばさんの美脚のようだ。
ぐーたらしている父親に
「おとうさん、痩せたね。
あんたこのまま寝たきりになるんじゃない?」
冗談なのか本気なのかよくわからない感じで、母親はのたまう。
父親は意地になったのか、
「ほっ!」
と言って体を起こして、座位の体制になる。
思ったより素早い動きだ。
「まだ大丈夫。」
と気丈に振舞うが、やはり本調子ではないのはわかる。
そこで僕は父親に提案する。
「ウォーキングでもやる?」
「ウォー・・キン…?」
僕の発音がネイティブ過ぎたのか良くわかってないようだった。
「歩くってことよ。」
「歩くってことか。
それなら夜とか涼しいときにでもしないとな。」
まだ意欲はあるようだ。
高齢になれば、気力が落ちて、どんどん体も弱くなってくる。
なおかつ手術や入院をすれば心身ともに落ち込み、さらに弱くなってくる。
やる気のあるうちに、サンダルしか持ってない父親の為に、僕はジョギングシューズと上下のジャージを買いに行った。
しかしその日は雨だった…
doramusumeさん(女性)
9月末にDr了に訪問診療を依頼してから、
点滴は3回目です。
一回目~11/12~1/15(テルフィス)
二回目~1/10~1/12(アルブミン)
そして今回が三回目~3/4~3/7の予定。
(テルフィス)
「相棒」風にseason3^^;
今回は一回目と同じ症状の、脳症。
(二回目は浮腫みでした。)
脳症は、もう、ずいぶんと長い間悩まされ続け、
昨年三月に、シャントを詰める手術もしたので、
もう、ならないのだ!と思っていました。
でも、そんなに甘くない。
手術で肝機能が良くなったわけではなく、
あくまでも対症療法なので、これは致し方ない事実と思っています。
これからは、頻繁にあると言うことを「いざ覚悟」状態。
・・かな?
一回目と二回目の点滴の方法は、ぶら下がり健康器を利用。
ベットの頭のほうに置いてお薬をぶら下げました。
お薬<健康だし。
ね。
引用元:お部屋で点滴。。season3。。 | 還暦を過ぎたdoramusumeが願う事~少しでも長く続けたいなっ^^;夫との穏やかな日々。。
末期肝細胞癌と闘う53歳さん(男性)
肝硬変は肝癌とは違う病気ですので、別の治療が必要です。
つまり肝臓癌と肝硬変用の別の治療を、バランスを、取りながら行わないと肝硬変により脳がやられ、本当の死因は肝硬変になるかも知れません。
肝硬変が進むと肝性脳症という状態になり、意識障害を起こすこともあります。
これも私は経験済みです。
私の場合血中アンモニアが増えてしまい。
脳に回って倒れました。
これが私には肝臓癌の他の症状よりも、そして薬の副作用よりも、本当にしんどくて、情けなくて、怖いので常に注意です。
doramusumeさん(女性)
最後に肝性脳症を発症し、昏睡しちゃたのは昨年の三月。
その後、肝性脳症にはなっていません。
不思議です。
・・・・
血液検査を、昨年は、3/3・4/11・6/6・7/11・10/3・12/12
今年に入って、2/13・4/10・6/5 にしました。
今年前半は、1月2月の、低空ながらの、日々安定を経て。
冬の初めに一度、鉄剤のフェルムカプセルを一日おきにしたのだけれど。
貯蔵鉄フェリチンが減りすぎて。
あららと、2/15から元に戻して、一日1錠。
2月の末の血液検査でカリウムHの為、利尿剤の調整開始。
カリウム保持の利尿剤アルダクトンを一日5錠から4錠に減。
3月13日の定期訪問診療の朝。
一年おとなしかった、?
一年ナダメすかしていた?鼠径ちゃんが、
ついに、飛び出したまま、戻らず💨💨。
そのまま、今がチャンスと、鼠径ヘルニアの手術をして、10日間入院。
ついでに肝臓の癌が見つかって、👀。
あらら~~な気分。
退院したのは、3月の22日。
4月に入って、少々頑張って、プチ旅行を数回。
4月10日は、あらま💨💨。
ツカレタ?足が攣ったの大騒ぎ。
臨時の訪問診療。
即。
採血。
の結果。
カルニチンの値がH。
1回4錠×一日三回計12錠飲んでいたエルカルチンを半分に。
様子を見ながら、また半分に。
なので今は、一回一錠一日三回。
計3錠。
ひところの四分の一です。
5月に入って、それなりに、体調も安定。
鼠径ヘルニアは完治!。
肝臓がん対策の為。
採血・造影剤CT検査と、重大なイベント?をこなしました。
訪問診療も一週間おきで、軌道に戻り。
5月は8日と22日。
6月は5日と19日。
5月の末から、少々の下痢の為。
モニラックを中止。
アミノレバンもお腹の緩さに関係があると本人の申告。
一日三回を、様子を見ながら調整。
最近はずっと、一日一回。
⤵dormusumeが思っただけです。
念のため。
エルカルチンを減らしたから下痢?違うよね?な感じで、今に至ります。
引用元:いろんな事情でお薬減らし。。2か月経過。 | 還暦を過ぎたdoramusumeが願う事~少しでも長く続けたいなっ^^;夫との穏やかな日々。。
葉月さん(女性)
前記事にて、母の頭の回転が鈍くなったとお伝えしました。
母は8/2(日)に退院して、約二週間、自宅で過ごしております。
病状も頭の回転もあまり回復していないようです。
頭の回転がどう鈍いのか、のご報告。
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未だに、シャワー浴びる際の管の処置(テープ貼り変え)を理解できません。
その他、日常的な連絡(お盆の対応とか)も母と相談して決めたことを忘れてしまいます。
朝4種、昼・夜2種の薬を処方されています。
朝だけの薬(胃薬)を昼・夜も飲み、その間違いに本人が気付いたのは10日後でした。
薬の残量が5錠くらいで、一週間後の次回診察日までもたないと気付いたようです。
また、ウルソという薬を前回診察時に追加処方してもらいました。
けど母は前にもらったウルソと、追加でもらったウルソを別の薬だと認識して、結果として1錠のところを2錠のんでいました。
これは本人は気がつかず、上記の胃薬騒動の時に私が気がつきました。
このことについて母にわかりやすく何回か説明しましたが、理解してもらえませんでした。
お薬カレンダーみたいなのを用意しようか?と母に提案するも、
「今後は自分でしっかり確認するから」
と頑なに拒否。
食後、10分くらいかけて薬を自分で用意していました。
見ている方としてはとても不安。
だから薬を写真に撮って、わかりやすくしました。
「朝飲む薬」「昼・夜飲む薬」の2パターン。
薬を準備するときに、写真の上に薬を置いて準備すればわかりやすいかな、と。
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あとは被害妄想的なものもあるのですが、長くなるので次回。
お菊さん
私の父は3ヶ月ほど入退院を繰り返し、他界しました。
トピ主さま、ご心痛の事とお察し致します。
さて、症状なのですが、「肝性脳症」と言われる意識障害がありました。
「肝性脳症」で検索すると、色々情報が見つかるかと思います。
私の父の場合ですが、最後の半月ほどはずっと夢うつつで、
常にうとうと眠っているような状態でした。
慰めにならないかとは思いますが、臨終のその時までほとんど
苦痛は無いようでした。
腹水が溜まると少し苦しいようでしたが、
甘い物やたばこも好きなように口に出来ていました。
まとまりない文章になりすみません。
パートナー様の治療が良い方に向かいますよう、お祈りしております。