このページでは「手術できない」と言われた肝臓がんに用いられる治療法について、調べています。
肝臓に限らず、がん治療において「摘出手術」は、多く採用されている治療法です。
患部を取り除いてしまうことで、がん細胞増殖を抑制する、病状の進行を食い止めることができるからです。
しかしケースによっては、医師から「手術できません」と宣告されることがあります。
【がん治療で手術が適用できないケース】
■がん細胞が広がっており、手術してもすべてを取り除けない。
■患者の身体が衰弱しており、手術や麻酔に耐えられない。
また特に肝臓の場合、手術が適用されないケースは多くなっています。
肝臓がんの原因は主に肝炎や肝硬変にあり、肝臓内の病巣だけを取り除いても、再発につながるケースが多いからです。
つまり医師が「わざわざ身体への侵襲度が高い手術を採用しても、根治しそうにない」と診断した場合、
手術は適用されません。
実際、手術を受ける肝臓がん患者は、全体の1~2割程度にしか満たないのです。
とは言え、何もしなければ病状はどんどん進行してしまいます。肝臓がんは、手術以外にどんな方法で治療されるのでしょうか?
【肝臓がんの主な治療法】
近年の医療技術の進歩により、どの方法にも一定の効果が見込まれています。
「手術できないなんて、もうダメ」と悲観せず、前向きに治療へ取り組んでいきましょう。
日本のがんの医療現場における補完代替医療の利用実態調査(2005年発表)によると、44.6%のがん患者が、補完代替医療を利用していることが明らかとなっています。 代替医療は、切除手術ができない場合でも取り入れることができますし、抗がん剤治療などの副作用を軽減したり、治療中や予後における生活の質(QOL、クオリティ・オブ・ライフ)の向上を期待したりできるのです。
一方、代替医療の中には、信頼できる裏付けがなく、効果の根拠に乏しいものもあるので注意が必要です。このサイトでは、肝臓がん対策に用いられる主な代替医療の特徴や体験談のほか、代替医療の中でも圧倒的に多く用いられる「健康食品」の成分についてエビデンス調査をまとめています。
ちなみに、下記のページではがんに効くと言われている食べ物についてまとめられています。根拠となる研究データも紹介されているので、興味のある方は参考にしてみてください。
本サイトで紹介している主な代替医療は、以下の通りです。
代替医療について、効果や口コミ・評価を知りたい人は、以下を確認してください。
匿名(男性)
体の中の痛みでのたうちまわるような激痛の中、薬では効果はなく手術が出来ずに内服で現在も一年間闘病中です。
日に日にお腹が膨れてきて、お腹を触ると腹水だとわかるような肌触りでちゃぷちゃぷと水が入っている感じです。
腹水が溜まりすぎると内臓が圧迫されて体の内部痛が悪化してしまうため、定期的に利尿薬などを使ってみても腹水が溜まった時は病院で腹水を抜いてもらっています。
腹水がたまると起き上がりも辛くなり治る見込みのない肝臓ガンステージ4なのでただ完治というよりは、悪化を防ぐような状況です。
体がとてもだるくアルブミンの数値も低いため両足は浮腫によりパンパンに膨れ上がり50mの距離でも歩くと足がだるくなってマッサージも痛みが出てき始めています。
匿名(男性)
肝臓癌の肺転移で、ステージ4です。
もともと、大腸癌が発見されて、大きな手術をして、癌を取りきったのですが、2年後、再発が見つかり、肝臓癌の肺転移だとドクターから言われました。
手術をしても、転移しるため、あまり意味がないと言われ、今回は、延命治療になりますが、化学療法で治療をしています。
抗ガン剤のときだけ、入院をして、次のクールがくるまでは、病院にいても、退屈なだけで、気持ちが滅入ってしまいますので、自宅で好きな野菜を栽培したりして、気持ちをリフレッシュされています。
最初の大腸癌発見からは、5年たちます。
肝臓癌が見つかってからは、3年を超えました。
5年生存率は、12パーセントと、言われていますが、12パーセントに必ず入る気持ちでいます‼︎
末期肝細胞癌と闘う53歳さん(男性)
K先生曰く「肝細胞癌。
つまり肝臓癌ですが、血管まで癌化しているので手術は無理です。
ほかの手段も今のところ無い(素人の私が画像を見ても肝臓は黒くしか写っておらず、生きていそうなところはせいぜい二割程度でした)今のところの手立ては抗癌剤しかないです」
私は「なぜ」と沈黙してしまいました。
また私はここでも余命を聞きました。
K先生は「6か月は多分難しい。
見立てでは遅くて3か月。
普通ならひと月。
突然明日来てもおかしくないです」と言われました。
E病院で聞いていたよりも診断された余命は短くなりました。
つまり、知らない間に私はもう余命終焉の時期の中に居たことになります。
この時もやはり「先生の誤診ではないのか。
お若いから経験が無いのではないのか。
切除しようとすれば出来るのではないのか」と思い現実逃避。
妻から見ても「怒り狂っていた」と後になって教えてもらいました。
匿名(男性)
今現在闘病中です。
最初にガン宣告をされた時はショックで何も考えられませんでした。
詳しく調べてみると肝臓に2つのガンがあると言われました。
呆然としました。
妻と一緒に聞いたのですがお互い泣いてしまいました。
手術する段階ではないと言われ抗がん剤治療にするか話し合いました。
手術する段階ではない、今の段階では手術ができないと言うことです。
カテーテルで直接ガンに抗ガン剤をうち経過を見ると言われました。
それから3カ月経ちました。
毎月のように検査をしていますが良くも悪くもなっていないとのことです。
インターネットで色々調べています。
そんなに簡単なことではないとわかっているつもりです。
本格的な治療はこれからになると思いますがこの経過観察がたえられません。
何か他にすべきことはないのかといつも考えています。
今は違うことを考えて気を紛らわせることしかできません。
metabofrogさん(男性)
2013年6月に肝臓に12cmの癌が見つかりました。
その時は巨大な癌にばかり目が行っていましたが後から見ると肝臓内転移多数ありました。
肝炎はなし。
原発性です。
余命は怖くて聞けず。
手術適用は不可。
(全摘になってしまう)
重粒子線も不可。
(もちろん普通の放射線も不可です)
ラジヲ派も大きすぎてむり。
選択できる治療法はTACEです。
または全身抗癌剤だけです。
癌に供給される栄養(ブドウ糖)を断つために動脈に抗がん剤を詰めてしまうものです。
sasaさん(男性)
肝臓に10cm以上の腫瘍があり、肺にも転移しています。
いわゆる肝臓ガンでステージ4。
手術は不可能な状態です。
抗ガン剤治療で肺の腫瘍が小さくなれば手術は可能です。
しかし、肺の腫瘍に効く抗ガン剤は一つしかない。
効かない場合は…と。
なのでセカンドオピニオンに診てもらい他の治療方針を聞いて治療の選択肢を広げる手立てもありますよ。
スンナリと受け入れる事ができ、主治医に早く抗ガン剤治療を開始して欲しいとお願いしました。
というのも、僕は古い考えの人間なので運命というのも重んじる帰来があります。
偶然に緊急搬送された病院、偶々当番医だった主治医、担ぎ込まれた時から異変に気付いてた、もうこの先生に診てもらおうと。
moon0851さん(男性)
明日でいよいよ2014年が終わりです。
今年は1月中旬の人間ドックに再検査が緊急で必要と言われ、癌告知を受け、切除不能で血管への侵襲から手術ができず、聞いたこともなかった分子標的薬の選択となり、この一年試練が多かった一年でした。
本当に僕はこの一年で『死』を真面目に考えた一年でした。
しかし、人間って成長するんですね。
死を考えたことにより、自分に取って当たり前だけど大切な物が何かを考えることが出来ました。
後は、終わりがないと思っていた自分の人生は必ず終わりがあることをしりました。
当たり前ですが、そんなことを考えたことが無かったので、考えることができた一年だったのでしょうね。
今は普通に過ごせる時間を大切に過ごしています。
家族と普通の時間を過ごす。
素晴らしい時間ですよ。
僕はこの時間を大切にして行きたいと思っています。
山中山さん(男性)
父親の癌は、肝臓ガンのなかでも珍しい胆管細胞ガンで血液検査で腫瘍マーカーの数値も上がってなく、すぐにはわかりにくいやっかいなものだったらしい。
普通の肝臓ガンは手術方法が確立しているが、胆管細胞ガンは手術方法が現時点では確立はしてないとのこと。
父親の今の状態の肝臓ガンを手術する場合は、肝臓の3分の2(下部分)を切除しないといけない。
そして父親の3分の1(上部分)は普通より小さい。
だから切除したとしても残りの上部分の肝臓だけで全身をまかなうのは難しく、結局肝不全になってしまう。
だから手術するのは難しい。
こんなことを僕に言う。
みにみにさん(女性)
結果は残念ながら、現段階では肝臓の切除手術はできないとのこと。
肝臓の左側に大きな腫瘍があり、右側にも小さいのが何個かあって、どちらかの腫瘍がなくならないと切除手術しても残っている癌細胞により再発の可能性が高く、今は切れないそうです。
なので、先生とこれからの治療方針を話し合ってみた結果、
今の病院で、「肝動注化学療法」という肝臓の動脈にカテーテルを留置して、リザーバーという器具に接続し、体の中に埋め込んで直接肝臓に抗がん剤を投与するという方法をとることにしました。
それをとりあえず、2クール(2カ月ぐらい?)した後、再度、京大病院のほうへ診察になります。
そこで、良い結果が出ていれば切除手術可能。
変わっていないようならば、もう2クール治療継続か、「ネクサバール」という内服薬を飲む方法に切り替えるようです。
B型familyさん(女性)
父が肝臓がん。
信じられない!
病気なんて全然しない父だったのに。
でも思い当たるふしはありました。
夜中に何度も起きて胃薬を飲んでた父。
胃もたれかと思っていたけど、今思えば肝臓が痛かったのかも。
がんは7cmになっていて、他にも小さいのが5つあるので外科手術はできないとのこと。
残す治療は化学療法の経カテーテル的肝動脈塞栓術のみ。
これでがんの進行を抑えるのです。
それしか方法がないのです。
主治医「肝機能が良いのでそれが救いです。
」
この言葉だけが明るい気持ちにさせてくれました。
ココさん(女性)
やはり母は兄達に質問攻めだったらしい。
自分のいないところでどんな話をしているか気が気じゃなかったのだろう。
兄は母に
手術するには体力がないから。
今は安静にして体力をつけてから手術だって。
だからまず元気にならなきゃね。
その説明で母は納得したようだった。
・・・・・・・いや、きっとそう思いたかったのかもしれない・・・・・・・・・・。
一球同心さん(男性)
「手術できるのですか?」
「残念ですが・・・ もっと早い時期なら」
「どれくらい生きられますか?」
「1ヶ月でどうこうはないです」
「1年ぐらいは大丈夫ですか?」
「う~ん、半年ぐらいは・・・」
そんな、やり取りでした
走馬灯のように、という言葉を
聞くことがありますが
その夜、本当に、走馬灯の如く
生まれてからの人生が
頭の中で、グルグルと
何度も、何度もリピートされました
「俺、死ぬんや・・・」
死ぬって、どんな感じなんやろ?
目を閉じてみても
薄明かりを感じるし
いろいろな音も聞こえてくる
何よりも、こうやって考えていること
そのものが、生きている証
それらの一切がない、無の世界
すごく怖くなったことを
今でも、鮮明に覚えています
ajakonbuさん
内科医からステージ4と告げられ、手術での切除や移植は不可能とも言われた。
医療では手の施しようが無い感じを受ける。
母は63歳、本人は絶望の淵に陥っていたが家族としてはまだ諦めない。
抗がん剤治療以外を模索して、最後まで諦めずに足掻いてみようと思う。
余命1年もたないと言われた母を、何としても、生きさせる。
エスプレッソさん(女性)
その後、手術を前提としているかのような検査があったので、父はすっかり手術できる気持ちになっていたのですが、結果的に手術はできないと判断されます。
リスクが大きすぎると。
1本生き残っていたはずの門脈も最新の検査では塞がっていたらしく、別の動脈が一本だけ通っているから、そこからカテーテルで抗がん剤を入れる治療を提案されたそうです。
先生からの話の結果を待っている間、私は「手術できますように、できますようにと」祈っていました。
同時に、「たぶん手術はできないんだろうな・・・」と、心のどこかで覚悟している自分もいました。
母からメールが来るのかと思いきや父から直接電話があって、手術するには手遅れだと聞きました。
父は淡々と説明して、私も冷静に話を聞いていたのですが、最後に父が「お母さんがだいぶまいっちゃってるか、支えてやって」と言ったときに、涙が溢れてきて、電話を切ったあと声をあげて泣いてしまいました。
娘は寝ていました。
めみちゃんさん(女性)
この日、脳外Dr.の義弟が 直接 主治医と話したい、と 超多忙の中 駆けつけてくれました✨
手術 出来るかどうかが非常に重要で、セカンドオピニオンが必要と判断、後日、ガン研有明へ相談に行く事が決まりました。
そして2017年6月19日、病理検査の結果も踏まえ今後の治療方針など主治医の先生からのお話…
肝門部胆管癌、リンパ節転移あり
今の段階では手術適応外、抗ガン剤治療をお勧めします、との診断。
病室に戻り、カーテンの中の小さな空間で、家族 肩を寄せ合い 抱き合って泣きました。
引用元:回顧録6 | 明日は来るから
匿名
胆管癌であることが分かったきかっけは、腰痛でした。
なかなか改善されず、検査を続けるうちに、胆管癌であることがわかりました。
わかった時には既にステージⅣbで手術できない状態でした。
当初(当時2013年)は、抗がん剤治療を開始しましたが、胆管癌は抗がん剤の効き目が期待されないので、緩和治療に専念しました。
引用元:胆管癌ガイド 闘病記 ステージⅣ
sing-sing-sing-okさん(女性)
オペ室の外で担当の先生から説明を聞きました。
癌を摘出することは出来ません。
腹膜播種です。
この状態から言えることは、ステージ4 末期と考えて下さいと。
母の手をぎゅっと握って必死に説明を聞いていたのを覚えてます。
勝手に涙も出るし・・・
身体が震えるし・・・
声が出ないし・・・
この手術が終われば、癌を摘出すれば、
全ていい方向に行くと信じていたので
まさかの、開腹しただけで何もしないで閉腹。
そしてまさかまさかの、ステージ4 末期と言う状態。
よっこさん(女性)
結果は
最大の腫瘍は9cm。
胆管癌の疑い。
ステージⅣb。
手術できないほど進行。
肝臓両葉に多発転移…
倒れてしまうのではないかというほどの症状でした。
私は動揺していたので息子と娘が聞いていたのですが肺にも転移しているそうです。
ですが私はもう上の空で聞いていません。
今後の予定は胆管癌の確定をし、化学療法をするということ。
娘は必死にメモを取り、息子は悲しい顔をし私の背中をトントンしていました。
セカンドオピニオンをしたいことを娘が伝え、何か質問は?と聞かれたので私は思わず「余命はどれくらいですか?」と聞きました。
主「治療をして8ヶ月から1年、治療しなければ半年くらいでしょう。
」
とても悲しそうな表情でした。
なぜ余命を自分で聞いたか。
元気で過ごせるのはどれくらいなのか。
母を大腸癌で亡くしていたので余計に考えることが多くありました。
余命は確実ではないけれど治療がうまくいかなければ短くなることだってあり得る。
それなら好きなことをしたい。
友人にも会いたい。
旅行にも行きたい。
いろいろなことを考えました。
検査や治療をすることと共に仕事の後始末もしないと。
たくさんのことが頭のなかを巡っていました。
ハッピー野人さん(男性)
私に出来る治療は2種類の
抗がん剤しかなく、広がって進行してるので
手術の出来ない、言わばお手上げの身体
になってしまいました。
日に日に体重が落ちていき
足も棒のようになり、頬もこけて
死への階段をゆっくり上がっていく
感覚でした。
11月に入ると癌が私の身体に
攻勢をかけ始め、敗血症にかかり
意識なく、無を彷徨い、これまでか…
と、朦朧とした中覚悟を決めていましたが、
奇跡的に命を取り止めることができました。
癌になると自己免疫力が下がり
感染症になりやすく、それが引き金で
あの世へ連れて行かれるのが
殆どだそうです。
その時、、
本当の意味の失意と絶望を
目の当たりにして、命について
これ程までに考えさせられた時間は
有りませんでした。
引用元:ブログ再開のお知らせします。 | 髙橋幸司の余命をぶっ飛ばせ!ガンと闘うブログ<JAPAN STUNT GROUP>
North Windさん(男性)
年末の慌ただしい中、肝内胆管細胞がん(胆のうがん)、肝臓に10cm大の腫瘍、リンパ節転移、肺転移によりステージⅣと診断されました。
手術、放射線治療は不可とのことで、余命3ヶ月~半年との宣告を受ける。
しかし、2018年現在・・・・・。
抗癌剤治療にて仕事も、なんとか正常に継続し、今のところ生存しています。
引用元:余命宣告とともに・・・・・・